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HHKB Professional HYBRID Type-S レビュー

少し前に PFU HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨を買った。調べてみたら5/16に届いたようなので、2ヶ月半ほど使用している。発売後すぐから気にはなっていたのだけど、価格(税込み35200円)をネックに感じて購入には至っていなかった。ただテレワークが始まって自宅での作業が増えたこともあり、ほぼ毎日仕事で使うのだからいいものを使いたいなと思って半ば衝動的にポチった。

持ち運びはせず、有線と無線を併用(最近はほぼ無線のみになった)して使った感想を書く。

HYBRID Type-S のいいところ

比較的静かなキータッチ

比較対象が以前使っていた HHKB Lite2 で、これがなかなかにカチャカチャうるさかったのだけど、Hybrid Type-S は小さめにシャカシャカと鳴る感じで、あまり音が気にならずにタイピングできると思う。ただめちゃくちゃ静かだよとは言いにくい。他の高級なキーボードを触ったことがあまりないので、どの程度静かだとよいのかわからないけど……。

有線/無線合わせて5つのデバイスとの接続を切り替えられる

無線の場合は数字キーを選択してペアリングすることで、4つまで接続先を保存できる。有線は USB Type-C で、無線と併用できる(たぶん)。ちょっと前までは両方使っていたのだが、最近無線だけで切り替えるコツを覚えてきたので、有線はやめることにした。机上のケーブルもほんのちょっとすっきりした。

キーマップを公式のツールで変更し、キーボード本体に保存できる

USB接続して公式ツールを使うと、わかりやすいUIでキーマップを変更できる。今はこんな感じに設定してある。

デフォルトの左Fnが押しづらいのと、無変換と間違えて左Altを押すことが多いので、それを防いでいる。一度変更すればキーボード本体に設定が保存されるので、わざわざ接続先ごとにソフトを入れなくていい。

HYBRID Type-S のわるいところ

無線接続時の挙動に癖がある

まず、ペアリングした状態でもしばらく入力がないと勝手に電源が落ちてしまう。電池の持ちを考えると仕方ないのかもしれないが、入力しようとしたときに反応がないのは結構ストレスになる。

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2020/10/29追記
ちゃんと調べたところ、この自動スリープ機能はdipスイッチを切り替えることでオフにできる。電池持ちは1週間程度? かなり短くなるものの、タイピングしようとした瞬間にスリープになっていてラグがある、というような事態は起こらなくなるので、個人的には常時ONになっている方が便利だと感じた。
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また、ペアリング先を切り替える時も接続に成功したかどうかがわかりにくい。具体的にはキーボード右上のLEDが青く光っていると接続先を探している状態で、点灯が消えると接続に成功したことになる。これも電池持ちへの配慮かわからないが、直感的とは言い難い。

ただ上記の挙動を理解しておけば、何が起こってるかは把握できるため、使っているうちに慣れてくる部分ではある。

数字キー、矢印キー回りを押し間違いやすい

これも慣れが関係してくることとは思うのだけど、数か月使ってもまだ慣れないというか距離感が掴めていない。アルファベットで打ち間違うことは少ないが、数字が1つずれたり、↑を押そうとして\を押してしまうなどは結構よくやってしまう。キーボード自体がかなりコンパクトに設計されているので、これに慣れるのはなかなか大変かもしれない。

USBハブ機能がない

HHKB Lite2 には USB のポートが2つ付いていて、そこにマウスのレシーバーを挿しておけばキーボードとマウスを一緒に別の端末に切り替えられるというメリットがあった。これは地味に便利だったのだけど、HYBRID Type-S ではなくなってしまった。マウスとキーボードの共有方法はいろんな選択肢があるが、現在はマウスはそれだけで USB 接続を切り替えられるスイッチを挟んで使っている。

まとめ

書いてみたら結構不満な点があったけど、全体的には満足して使っている。結構いい値段がするし、キーボードは好みが結構分かれるので安易に人に勧められるものではないのだけど、自作キーボードとまではいかないまでも良いキーボードを使いたい人とかにはいいかなと思う。

参考リンク

着実に進化した新型HHKB「HYBRID」 オタク視点でねっとりとレビューhttps://www.itmedia.co.jp/news/articles/2002/14/news037.html

Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S 日本語配列/墨https://www.pfu.fujitsu.com/direct/hhkb/detail_pd-kb820bs.html

Amazon の試着サービス プライム・ワードローブを試してみた

ちょっと前にプライム・ワードローブという Amazon の試着サービスで靴を試着・購入してみた。プライム・ワードローブとは、

プライム・ワードローブとは何ですか?

レディース、メンズ、キッズ服、シューズ、バッグなどを取り寄せ、試着後に、購入を決定した商品のみ代金をお支払いいただくサービスです。1点から最大6点までの商品を配送が完了した翌日から最長で7日間、試着いただけるため、気になる商品のサイズ違い、色違いなど、まとめて取り寄せていただくことができます。

https://www.amazon.co.jp/b/?_encoding=UTF8&bbn=5429200051&node=5425661051&ref_=sv_tbyb_l0_1

という、プライム会員限定のサービス。今回は革靴を2種類・サイズ違いで合計4足取り寄せて、サイズが合ったやつだけ手元に残して不要な3足は送り返した。新しい革靴が欲しいなと思っていたところにタイムセールが開催されていたのと、このワードローブ対象商品だったのでこれ幸いと申し込んでみた。

具体的なシステムとしては、まず試着したい服や靴を6点以内選んでワードローブから注文する。普通にAmazonで購入するのと同じように注文できるが、この時点では決済は行われない。届いた商品は屋内でのみ、タグ等を外さない状態で試着ができる。

試着して実際に購入したいと思った商品だけ購入手続きをして手元に置き、不要なものは一週間以内に送られてきたダンボールにそのまま詰め直して返送する。一緒に返送先が書かれた指定の用紙を入れておき、返送用の伝票もついてくるので、自分の住所などを書いてダンボールに貼り付ければOK。コンビニでも手続きできるが、ヤマト運輸に発送を頼むと家まで取りに来てくれるので楽ちん(着払いなので返送料も無料)。複数商品が梱包できる大きさのダンボールなので、コンビニまで持っていくのは大変だと思われる。

あまり気にしていなかったが、料金は購入・返送手続きを行ったあとに請求される。もちろん購入を選んだ商品の値段のみ。今回は4足中1足のみを購入してほかを返送したが、複数購入やすべて返送もできると思う。

しばらく雨が続いていて機会がなかったが、最近ようやく出社日に晴れたので履くことができた。試着して選んだのもあって満足している(まだちょっとしか履いてないけど)。Amazonで靴を買う機会があればまた使うかもしれない。

iPhone 8 plus から iPhone SE (第2世代)に機種変更した

2017年9月から32ヶ月くらい使っていた iPhone 8 plus を iPhone SE(第2世代)に機種変更した。その前の iPhone 6s plus からずっと大きな画面だったのだけど、平均よりは大きいと思われる自分の手でも、片手の操作は結構つらいものがあったので、4.7インチの iPhone SE が出ると聞いて即座に買おうと決めた。

XS や 11、11 Proなどをスルーしていたのは Face ID がイマイチだったり、ノッチだったり、無駄なカメラ性能だったりしたので、そのあたりを軒並みクリアして、割安感のあるモデルが出てきたのは非常に嬉しい。まあ 256GB モデルだと少し高い(7万5千円くらい)のだけど……。

発売は少し前だが、au online shop で購入したので 5/10 に発送され、昨日届いた。テレワークは荷物を逃さず受け取れて便利。夜にセットアップしたのだけど、回線切替の手続き画面が見当たらず少し焦る。ちゃんと読んだら端末増設(simカードを入れ替えるだけ)の場合は別に手続きはいらないらしい。前回の機種変のときやった覚えがあるんだけど、なんでだっけ……? 今思うと sim カードの規格が変わったのかな。

データの移行は前回同様あの変な模様を読み取って端末間で転送した。一部のアプリ以外は(WiFiとかの設定も含めて)全部移行してくれるので楽ちん。ただ、ゲーム関係はアプリを起動してから DL があり、FEH は2GB オーバーの DL が始まってしまってちょっとびっくりした。今遊んでるソシャゲは FEH くらいだけど、いっぱいやってる人は大変そうだ。

画面サイズが小さくなったおかげで、右手で持っているときに左上のボタンをタップするのも割と楽になった。plus は片手だとかなり厳しいので、頻繁に動画を見るとか、大きい画面でゲームがしたいとかがなければ SE(第2世代)のサイズはおすすめ。iPhone 8 plus と比較するとカメラの性能が落ちるけれど、写真は気が向いたときにしか撮らないので個人的には問題ない。というかフラッグシップモデルでもカメラのレンズを大量に付けたりするのはやめてもう少し価格を抑えてほしい……。

使用感は快適だけど、液晶保護フィルムの貼り付けに結構失敗してしまったのが残念賞。右にズレてるし、縁が浮いてしまっている。。画面が暗い状態だと目立つけど、まあ使っているときは気にならないのでまだマシか。なんかフィルムが余ってた気がするのでそのうち貼り替えたい。

今まで使っていた iPhone 8 plus はお風呂用にでもしようかなと思っていたのだけど、これからの季節はシャワーで済ませそうだなと気づいたので、どこかで買い取ってもらおうかなあ。

Deskdock Pro でキーボードを使う時の Discord の設定

PC と USB で接続している Android 端末を、外部ディスプレイのように PC のマウスで操作出来る Deskdock というソフトがある。

いくらか払って Deskdock Pro にするとキーボードも共有出来るのだが、Discord でチャットをする時に、無変換のひらがなをそのまま入力しようとすると、エンターですぐ送信されてしまう。

そんなときは設定で送信の操作を Shift+Enter で行うようにしよう。

歯車マーク→動作→「シフト+エンターでメッセージを送る」を有効にしておけば、エンターだけでは送信はされないようになる。

この設定がなかったら不便すぎるので Pro なんて買うんじゃなかった……としばらく思ったが、設定変更出来てよかった。

ポケモン剣盾でメタモン捕獲のためにステッカーを更新したいときの覚書

基本は以下の記事を参考にしていますが、微妙に上手くいかなかったりしたので、自分のやり方を備忘録的にメモしておきます。

【ポケモン剣盾】ワイワイ通信のステッカー更新を爆速にする方法 – オンラインゲーマー日記 https://onlinegamernikki.com/pokemon-raid-matching

ステッカー更新の手順

  1. ワイワイ通信でインターネットに接続する
  2. ステッカー検索でマックスレイドバトルで絞り込む
    当てはまるステッカーがない場合は飛ばして、後でやってもOK
  3. 通信交換で被りにくいパスワード設定をして開始する
    ここまでは上の記事と同じ
  4. フィールド画面に戻り、画面左に新しいステッカーが表示されるまで待つ
    その場で待つより、移動している方が更新されやすい気がします
  5. ワイワイ通信を開いて新しいステッカーを確認

まあ大体同じなんですが、通信交換を始めてすぐだとあまり更新されなかったので、しばし待つという手順を加えてます。

ちなみにマックスレイドを行うときに通信交換がキャンセルさせられるので、戦闘後は再度3.から始めましょう。

また、体感ですが人が多すぎる時間帯(22~24時くらい)は、逆にステッカーが更新されにくい気がします。可能であれば20時くらいがベストのような気も。

その他Tips

  • 「すさまじく 強い ポケモンだ!!!」のメッセージが星5。4Vが確定します。
  • メタモンを集める場合は上記の4V確定でなくても回収しておきましょう。性格厳選に使えるので。
  • ムゲンダイナなどの伝説ポケモンにはメタモンは変身できないので、適当にレベルを上げたムゲンダイナでダイマックスほうを撃つなりして倒しましょう。
  • 連射コントローラーがあると、技一覧の一番上をダイマックスほうにしてAボタンをオート連射にするだけなので楽ちんです。演出長過ぎる。
  • 2体目以降のメタモンを捕まえるときはリピートボールがよさそうです。
  • ただし、オート連射をONにしたままだとモンスターボールを投げてしまうので注意(何度かやった)。

iPad と iPhone 間で Bluetooth マウスのペアリングを切り替えるスムーズな方法

環境

  • iPad (第5世代) iPadOS 13.1.1
  • iPhone 8 Plus iOS 13.1.1
  • Logicool BLUETOOTH MOUSE M557

1. 1台目にマウスを接続する

https://www.ipodwave.com/ipad/howto/mouse_bluetooth.html

この辺の記事を参考にして接続します。設定直下の Bluetooth から接続してもそのままでは動かないので、必ずアクセシビリティから登録する方がよいと思います。

2. 2台目にマウスを接続する

マウスをペアリング待機状態にして、1.と同様に別の端末と接続します。この段階では1台目での登録解除などの操作は不要です。

ここまでが準備。

3. マウスの接続を切り替える

  1. 切り替え先の端末で、アクセシビリティ>タッチ>AssistiveTouch>デバイス>Bluetoothデバイス…とタップしてデバイス一覧を表示 する
  2. (i)をタップして「このデバイスの登録を解除」をタップ し、一覧から削除する
  3. マウスをペアリング待機状態にする
  4. デバイス一覧にマウスが表示されるので、タップして接続する

これで切り替えたい先の端末でマウスが使えるようになりました。

2.と同様に切り替え元での操作は不要です。(先に登録解除しておけば次回切り替え時の手間が若干省けるかもしれませんが、タップの手間が分散して逆に面倒な気もします)

iPad <=> iPhone 間でしか試していませんが、iPad同士、iPhone同士でも多分出来ると思われます。理想は1台のマウスで複数同時にペアリングして、デュアルディスプレイみたいにデバイス間を移動できれば最高なんですが、そのうち出来るようにならないかなー。

WordPress 5.2.3 にアップデートした

Ver.5 に上がって記事作成のUIが大きく変わって使いづらいという噂を聞いていたので、4.9あたりで止めてアップデートせずにいたのだけど、別に普段からよく投稿するわけでもないので、なんとなく気が向いてやることにした。新バージョンになってからもしばらく経っているので安定もしているだろうと思って。

といってもアップデートボタンを押すだけなので何かやった感は全然ないけど、確かに記事編集画面はごちゃごちゃしていたのが一掃されて、note.muみたいに文章を書くことに集中できるようなシンプルなUIになってる。

画像載せたり長い文章を書く時はまた使い勝手も変わるかもしれないけど、現状そこまでこのブログに投稿したいモチベがあるわけでもないので、まあ影響は特になく、これでいっかという感じ。

ここで何か書くとしたら、FE風花雪月の感想とか、アグリコラのデータをまとめたAgriDBの宣伝とかかな。ゲーム音楽コンサート系ははてなブログに書いてしまっているし。

このサイトをSSL化しました

なんとなくさくらのSSL化について調べてみたら、どうもボタンをぽちぽちするだけで無料でSSL化出来るようなので、とりあえずやってみた。

さくらのサポートページを参考にやってみた結果、画像のURLが置き換わっていなくてhttpのままだったので、Search Regexというプラグインを入れて全部httpsに置換。これでURLの左側に鍵アイコンが出るようになった。

こんなに手軽ならもっと早くやっておくべきだったな。

画像は特に関係のない、サイトのヘッダに使った画像の全貌です。

ゼノブレイド ネタばれ無し感想

※この記事は 2010/6/24 に mixi に投稿した日記の再掲です。


60時間弱かけてクリアしたので感想とか。
シナリオに関するネタばれはほぼ無いと思われる。

■戦闘
FF12に例えられてるけど、全然別物。よくある3DのMMOと言った方が正しい。通常攻撃はオートで、スキルを適宜入力していくやつ。基本的に仲間に指示は出来ず、大して頭の良くないAI任せ。
FF12のように戦闘中にリーダーの変更やメンバーチェンジは出来ないので、操作キャラは誰か一人だけになり、大味な戦闘になりがち。こちらより明らかに強い相手に頭を使って勝つ、ということは基本的に出来ない。特にレベルの離れた赤ネームの敵は絶望的で、レベル差による回避補正が相手にかかってこちらの攻撃が全くと言っていいほど当たらない。出来ることはレベルを上げて出直すだけ。
設定を戦闘に組み込んだビジョンシステムも、逆に戦闘のテンポを妨げてる。正直出てくると鬱陶しい。元々の戦闘のテンポは悪くないのに、ビジョンとか処理落ちで残念なことになってる。
他にもテンションとか連携とかスキルとかヘイトとか、いろんな要素はあるけどどれもわりと死んでる。テンションなんてあったの40時間くらいプレイしてから思い出した。ヘイト操作もいまいち意味をなさないしなあ。

そして一番ウザいのが主人公のボイス……。技を使うたびに、
「いっけぇぇぇえええぇぇええ!」
「そこだああああぁぁぁぁぁああ!」
「うおおおおおぉぉぉあおおおおお!」
と叫びまくる。これが誇張じゃなく本当に耳障りなので勘弁してほしかった。主人公を外そうにも、主人公がアタッカーとしてかなり優秀なので使わざるを得ない。技名言うだけで十分だっただろ……。

ディスりまくってるけど、ときどきテンポが悪いのと主人公がうるさいのを除けばストレスなく遊べたので、まるで全然ダメってわけではなかった。とにかく全体的に惜しいと言うか、もうちょっと上手く出来ただろうになあと思わせる残念なシステムだった。

■フィールド
良くも悪くも広すぎる。
FF13の平原が20個くらいある。要所要所にはテレポ出来るのでまだマシなものの、探索するのは俺にはダルすぎた。移動速度を上げる乗り物の存在も無い。
マップも見やすいとは言えない。二次元ではなく三次元に広がるフィールドが多いのもマップの分かりにくさに拍車をかける。
ただ、オープンフィールドで、だだっ広いフィールドのどこにでも画面遷移無しで行ける、というのはなかなか圧巻。高所から飛び降りてショートカットしたり(あんまり高いと死ぬけど)、どんなに高くても水に飛び込めば無事だったり、平原を一望したりするのは楽しい。つまり高いところは楽しい。
ただやっぱり広いので、クエストの対象になってるモンスターやアイテムを探すのは骨が折れる。個人的にはもうちょっと狭くてもよかった。

■クエスト
良くも悪くも多すぎる。
とにかく多い。果てしなく多い。本編中はほぼスルーしていたのでクリア後にwikiを見ながらやり始めたけど、さすがに多くてダレそう。
PTメンバーによる特殊会話があったり、クエストだけじゃなく普段の会話から繋がりを感じさせるシステムだったりするのは良く作りこまれてるなー、という感じなんだけど、如何せん多すぎて力尽きる。穏やかじゃないですね。

■音楽
ここだけは手放しで褒められる。
うっかりサントラをポチってしまった。
平原の曲とか、メインテーマっぽいやつが好き。

■グラフィック
Wii。
Wiiにしては頑張ってるとはいえ、所詮Wii。PS3だったら……と思わせる。
あと、装備によって外見が変わる上に、イベントシーンにもそれが反映される。歓迎する人もいるかもしれないけど、シリアスな場面で性能を求めた装備のせいでひどい格好のキャラが出てくると、笑うと同時にちょっと萎える。メインの3人以外の装備をほとんど変更する気になれなかったのはきっとそのせい。イベントシーンではデフォのグラフィック、とかオプションで選択させてくれてもよかったんじゃないか。

■UI
使いづらいと感じることが多い。
特にアイテムの整頓が毎回入手順に戻されるのはどうにかしてほしかった。

■いわゆるやりこみ要素
クエストの多さもそうだし、広いフィールドにもその辺にごろごろ強敵が歩いてる。コレペディアっていう収集アイテムを登録する辞典のようなものもある。
そういうのが好きな人にはいいのかも。ただし所持アイテム数には上限があってアイテムコンプは出来ない。

■その他
ショップの存在意義を全く感じなかった。拾った装備でなんとかなるし、アーツの奥義書を買うくらいだった。
どこでもセーブが出来るし、全滅してもノーペナルティでちょっと戻されるだけなのは安心ではあるけど、緊張感がなさ過ぎる気もした。
堀川りょうが堀川りょうすぎた。

■まとめ
ボリュームはありすぎるほど。箱庭の中を歩きまわるのが好きな人にはオススメだと思う。クエスト全無視でも50時間遊べる。クエストを始めるとカンストするらしい。何故100時間でカンストにしたんだ。
シナリオは普通かな。あまりキャラに感情移入出来なかったので、俺にはなんか微妙でした。
音楽の良さを加味して★4くらいにしとこう。

【ネタバレ】 FF13感想。

※この記事は 2009/12/29 に mixi に投稿した日記の再掲です。


クリアして、ミッション全制覇、亀一味もガチで倒せるくらいになったので二週目を始めたあたりでの感想。

■ストーリー
うーん、キャラクターへの感情移入が出来ないまま終わってしまったという感じ。
スノウ、ヴァニラさん、ホープあたりは序盤のイメージの悪さを引きずってる気がするし、ファングに関しては掘り下げが足りなくって最後の見せ場でポカーンとしてしまう。アーシェが「バルフレアーッ!」って叫んだときのような。
道中、何のためにどこへ向かっているのか、が分かりにくいのも難点。会話は最小限に留めて、細かい説明はすべてオートクリップに回した弊害というか。これはストーリーや用語全般に言えることだけど。
オートクリップのような説明を、一度は強制で表示するとよかったんじゃないかなー。後から見直す分にはオートクリップがあれば便利なんだけどさ。
あと、魅力のある敵キャラがいない!ナバート中佐とか戦わせてくださいよ。主人公たちがルシで、人間を超越してしまってるが故に敵が機械ばかりになってしまったのかもしれないけど。でもライトが「PSYCOMの上の方はバケモノばかりだ」とか言ってたのをもうちょっと活かしてほしかった。
まあ不満はそこそこあるけれど、エンディングはわりと好きな方だったり。音楽のおかげもあるかもしれない。

■音楽
キャー浜渦さん最高。サントラはまだですか。
個人的に浜渦さんのファンというのを抜きにしても、世界観にマッチしたいい音楽だと思う。
ボス戦になるとがっかりするくらい通常戦闘がカッコ良すぎたり、テーマ曲も良かったり(これは植松さんだったっけか。ちょっと憶えてないけど)、あとバルトアンデルス戦もいいね!
とにかくサントラが待ち遠しいです。

■戦闘
面白い。
最初は○ボタン連打で死んだらリスタートのヌルゲーかと思ったけど、全然そんなことはなかった。雑魚避けて進んだらボスが超つえーの。当たり前か。
とにかく頭、判断力を要求されるのがいい。雑魚でも敵に合わせたオプティマにしないとよく全滅するし、全滅しなくても効率良く倒せない。12よりも自由度は低いけれど、よく出来たシステムだ。
かゆいところに手が届かないのは、AIの宿命かなーという感じ。
まあテンポもいいし、歯ごたえのあるボスも多いし、これまでのシリーズでもかなりトップクラスの出来だと思う。

■クリスタリウム
10のスフィア盤の正当進化って感じでそんなに文句はないのだけど、インターフェイスがちょっと難。
取りそこねたところにワンボタンで戻れるようにするとか、全体を見やすくするとか。。
CPいっぱい貯めて○ボタン押しっぱなしでぐいーんって進むのは爽快でよかった。

■改造
金がかかりすぎ。というか、金が貯めにくすぎ。
クリアには全然問題ないんだけど、クリア後にトロフィーを集めだすと一番のネックになるのが改造、つまり金。
いわゆるやり込み要素を全部極めるのに時間がかかるのは別に全然構わないと思うんだけど、今回って金策手段がかなり限定されているので、結局は十数時間ずっと同じことの繰り返しになるんだよなー。
ミッションの報酬としてある程度の金と素材をもらえて、メイン3人分の最強武器を作るくらいには困らないって感じだったらよかったかなあ。そこから先は頑張ってね、と。
改造自体の話に戻ると、素材はやたら種類があるのに、それが全然活かせてない。もしかしたら今後組み合わせで何か新しいことが判明するかもしれないけど、たぶん無い気がする。ボムの塊を一定数突っ込んだら炎属性がつく、とかでよかったのに。複雑なのを避けてあえて簡略化したのかなあ。
1段階目強化にはいくつか鉱石の種類があるのに、2段階目はトラペゾ一択なのもアダマン狩り一直線過ぎてなんとも。各地の強いザコがいろんな触媒を落とせば楽しそうなのに。

■マップ
なんで□押した時に表示されるやつまで回転させちゃったのw
それは置いといても、全体像が把握しにくいのは残念。コクーンの中とかもどこに何があるのかがわかれば、シナリオ理解の手助けにもなったんじゃないかなあ。

■一本道
個人的にはそんなに悪くないと思ってる。ので、あまりコメントが見つからない。。
まあ11章まで行けばミッションもあるし、ええんちゃうかなあ。バトルメンバーはもうちょっと早くから入れ替えられてもよかったかもなーとは。

■ミッション
ボリューム的には丁度いいと思う。☆5を目指すと意外なのが難易度高いしね。
DLCがどうこうってたまに2chスレで書かれてたりするけど、ほんとにあるんかな。

■街の人との会話が自動
いろんな人が言ってるけど、コレ地味にいいよね。
なかなか画期的なシステムだ。もしかしたら昔からあるかもしれないけど。

■トロフィー
なんでセラのテーマ開放が全トロフィーゲットやねん!
めんどくさくてやってられねえ!とりあえずライトさんのテーマにしてます。

■父ちゃん。。。
        HP 物攻 魔攻
ライトニング  20000 1700 1700
サッズ     27000 1000 1000
スノウ     30000 1500 1200
ヴァニラ    21050 1400 1700
ホープ     18000 1100 1900
ファング    24000 2005 1335

どうしてこうなった

ファングがとにかく優秀なのがなー。
ブレイダとかまで覚えるし、この辺はさすがにサッズにあげてよかったんじゃないか。。
地味にホープ君のルイン連発アタッカーがめっちゃ強かったりする。ヒーラーにしてもブラスターにしても優秀すぎてヴァニラさんの出る幕があんまり無い。ヴァニラデスって語感はすごくウケたけど。
まあでも、クリアまでは固定パーティより臨機応変にメンバーを変更してった方が断然進めやすくって、そういう意味ではバランス取れてたと思う。好きなキャラだけでもクリア出来ないことは無いと思うし。
召喚の格差はしょうがねえのかな。バランスブレイカーになるような召喚獣がいないのはいいけど、全滅しまくった以外ではあんまり存在感はなかったなー。リーダー以外の召喚獣も召喚出来たらいいのにな。

■制限プレイ
クリスタリウム完全禁止はちょっと無理そうな気がするけど、どうなんかな。
ぬるめにロールレベル1制限でちょっとやってみようと思ってたり。あと面白そうなのがノーセーブノーリスタート。こんなんやる気力はないので、どっかのレベル1のヴァン一人でクリアしたりする人がやってくれないだろうか。

■ホープ父
どうなったん。俺の予定ではこの人も撃たれて死ぬはずだったのに。

■総評
最後の方はだいぶどうでもいいことを書き連ねたけど、戦闘・音楽が良かったのでよし!
クリア後要素も、金稼ぎ以外は常識的な範囲の時間で終えられて楽しめた。
あとここまで忘れてたけどグラフィックはやっぱり綺麗。最近アンチWii、DSになってきてるので、もうなんでもPS3とPSPで出せばいいと思いました。
以上。